商店街情報
上土商店街
大正ロマンのまち
上土町(あげつちまち)は、この地が松本城総掘東門近くの土を掘り上げたところで「揚土」と呼ばれたことに由来しています。
大正2年、上土町に松本市役所の旧庁舎が完成し、昭和34年に現在地(丸の内)に移転するまで、松本市の行政の中心地として大いに賑わいました。
そして、明治時代から上土町には松本電気館、開明座、ニュー大映(のちのピカデリー)など多くの映画館があり、庶民文化の先端を行くハイカラな街として栄えました。
当時、上土商店街には飲食店はじめ多くの店が連なり、「今日は買い物、明日はシネマ」と、多くのお客様がお越しくださいました。
現在は、その面影が残っていることから、松本を訪れる観光のお客様にも「大正ロマンの街」として知られております。
平成4年、上土町にデザインコードが作成されました。上土町の礎(いしずえ)を築いた当時の人々の“心”に学び、“技”に習うと同時に
先進的な精神の継承を基本にし、歴史と新しい個性あふれる街を目指しました。
上土町ではこのデザインコードに基づき、「歴史を伝える新しいまちづくり」の一環として、平成4年に上土ふれあいホール立体駐車場を建設しました。
また、松本市の「まちなみ環境整備事業」により、平成7年には、上土町内にあった旧青柳化粧品店の擬洋風建築のファサードを保存利用した「松本市下町会館」が建設されました。
その後、一つ橋の「ガス灯」下町会館の「東門の井戸」なども整備されました。
緑町商店街
水と緑と味なまち
緑町は松本市の四柱神社の東側参道の飲食店街として栄えた町です。
縄手通りに面した弁天から小松パン店あたりまでがかつて緑町と呼ばれていました。
再編された現在の住所では松本市大手になり、緑町という表記は現在ではありません。
ですがいまだに緑町と親しみをもって呼ばれています。
まるで昭和の博物館のような路地や街並みに、まるでタイムスリップしたような感覚を味わっていただけることでしょう。
今では昔懐かしい昭和の時代、緑町周辺には沢山の映画館が立ち並んでいました。
映画の後は緑町で食事をするのが松本の定番お酒落デートだったようです。
当時から続く老舗店から新しい店まで緑町には個性的なお店が沢山あります。
蓄麦、焼きとり、お好み焼き、イタリアン、 カレーにパンetc。 沢山のグルメも愉しんで頂けます。
石畳のちょっとレトロな街並みを散策しながらお気に入りのお店を見つけてください。
ナワテ通り
カエルの街 なわて通り
なわて通りは、松本城から歩いて5分、 松本駅から歩いて10分のところにあり、 個性的なお店が長屋風に軒を並べる
商店街です。女鳥羽川の土手から始まった通りで、「縄のように長い土手」から「縄手」と呼ばれるようになりました。
松本城から歩いて近いこと、商店街内が歩行者天国であることなどから、松本を訪れる観光客の皆様に楽しんでもらっています。
昔はお祭りの露天のようだったお店も、2001年に現在のような長屋風の店舗に生まれ変わり、
昔ながらの金物屋さんや花屋さんから、オシャレな雑貨屋さんまで色々なお店が元気よく営業しています。
その昔、女鳥羽川には清流にしか生息しない「カジカガエル」がいっぱいいました。
残念ながら現在はその姿が見れませんが、その復活と街おこしをかけて、なわて通りは「カエルの街」としています。
通りの中程には「カエル大明神」を奉り、パワースポットとして多くの参拝があります。
街のところどこにカエルの石像もあります。
ぜひ街の中をぶらぶらと散策してみて下さい。